オーバーロートホルン 登頂
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(Zermatt 4/4) |
9/4 火 晴れ |
オーバー・ロートホルン山頂へ
実質的にツェルマットの最終日。選択肢は4つ。
標高の高い雪中のグレイシャー・パラダイス
眺めが素晴らしいらしいオーバー・ロートホルン山頂
マウンテンバイクをレンタルして滑降
夏スキー
スキーにしても、マウンテンバイクにしても、怪我をする可能性があるし、レンタルできないものは買い求めなくてはならない。迷ったが、オーバー・ロートホルン山頂を選んだ。標高 3414m の山頂に登る達成感と、下山途中のステリゼーの水面に映る逆さマッターホルンを期待してのことである。
【ツェルマットZermatt泊】 (アレックス Hotel Alex)
ツェルマット4泊5日の総括
4泊5日といっても実質的には3日間である。到着する日は、シャモニーとシオンの観光とツェルマットまでの移動。出発する日は、昼までにイタリアのマルペンサ空港に移動である。3日間でツェルマットを堪能できた。しかし、クライン・マッターホルンの3883mという標高も魅力だったが行けなかった。一日に二つの場所に登ることも考えられるが、ゆったり景色を満喫しようとしたらあまりにも忙しい。そして、午後3時頃になるとマッターホルンの岩肌は 逆光になって全体が陰となる。そして、帰りの終発の乗り物の時間が気になる。ツェルマットは寿命に恵まれればまた来てみたい。
20年ぶりのツェルマットである。家内と話していたが、あと20年(結婚40周年・65歳)して再訪しても、そのときには今回のように山歩き(家内に言わせると完全な登山)はできないのではないかと思った。来るなら、結婚30周年かな。
それから、少しハードな登山だったヘルンリヒュッテ(3260m)でも言えることであるが、家内をだましたことになった。家内は、高山植物のお花畑の中、ドレスを着て散策するつもりだったらしい。ところが、実際は標高差数百メートルの登山。かなりハードだったようだ。よく、トレッキング 用のヤッケとズボンを買っておいてよかったと家内はぶつぶつ言っていた。装備不足
私としても、装備不足があった。それはトレッキング用の手袋である。9月上旬といっても朝の高山のトレッキングは氷点下。風が吹くとしびれるほど手が冷たくなる。また、怪我や日焼けを防ぐこともできよう。せめて、軍手くらい必要か。私は、写真を撮るために、両手の親指、人差し指、中指を露出するか薄手の手袋にする必要があった。ツェルマットに薄手の手袋など売っていなかったので、マウンテンバイク用の指先を露出するグローブを買った。これは正解であった。乗り物でクレジットカードを使う場面でも手袋を外さずにサインできる。
それから、カメラの雨対策である。カメラカバーは必須だと思う。カメラバッグに入れるとなかなか撮りたいときにカメラを出せないし、出しっぱなしだと雨に濡れる。カメラ用レインコートは大げさだし、トレッキングには向かない。乾燥剤も二つくらいカメラバッグにしのばせておく必要もあるだろう。(C)2007 Eisai & Keiko Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
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